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VOL10 ナス農家 金城義明さん

Vol10

沖縄県うるま市
ナス農家 金城義明さん

うるま市でナスを作り始めて2年目。
今年は20トンの収量を目指しています!

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Intervier

01

ニンジンやインゲン、ビーグ(い草)など、9品目が沖縄県の拠点産地に認定されているうるま市は、農業が基幹産業のひとつになっていて、かねてよりナスの栽培も盛んな地域。30代の若手農家 金城義明(きんじょうよしあき)さんは、2021年にうるま市に移り住み、ナスづくりを始めました。
今回やってきたのは、うるま市石川の金城義明(きんじょうよしあき)さんのハウス。20歳の時に沖縄本島南部で農業をはじめた金城さんは、以前はインゲンやハーブを育てていたという農家さん。2021年にうるま市に移り住み、ナスを作り始めました。

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02

沖縄は総面積約2200平方キロほどの小さな島ですが、実は土壌の種類がいくつかに分かれていて、エリアごとに栽培に適した作物が違います。本島南部に多い土壌「ジャーガル」は、粘土質の細かい粒子状で透水性が低く、雨が降ると泥でグチャグチャになって、農作業がたいへんだったと、金城さんはいいます。

うるま市の現在の畑は赤土とジャーガルが混じっていて、ジャーガルほどではありませんが、どちらかというと水はけがよくない土壌。そこで金城さんは土に水分が多くても育てやすいナスを作ってみようと考えたのです。

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03

金城さんはお父さんとふたりでハウスを切り盛りしていて、ナスのほかにもキュウリやインゲン、ゴーヤーなどを栽培しています。ナスと栽培時期が重なるキュウリの収穫はおもにお父さんの担当。せっかくなので、キュウリのハウスも覗かせてもらいました。

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04

ハウスでは、大きくまっすぐに育ったみずみずしいキュウリがすずなり! 「キュウリはあっという間に大きくなるからね。今の時期は1日2回収穫しないと追いつかないよ」と、お父さんも作業に精を出していました。 「自分の名前を覚えてもらって、うるマルシェに並んでいるナスを手に取ってもらいたい」と金城さん。金城さん親子が丹精込めて作るナスはキュウリが買えるのは、うるマルシェだけ。ナスはほぼ一年中、売り場に並んでいますが、やっぱり一番おいしいのは夏場とのことでした〜!

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05

この日はうるマルシェで毎月、発酵調味料づくりの講座「発酵を学ぶ」を開催してくれている服部あや乃さんも畑に同行。収穫したナスを生のまま、服部さんお手製の味噌や塩麹でいただきました。 もぎたてナスのみずみずしさとほのかな甘み! ホント最高でした! 服部さんの講座当日は、この日のテーマ調味料の豆板醤を使った「麻婆ナス」で、金城さんのナスをいただきました。やさしい味わいの豆板醤とナスの相性バッチリでごはんがすすむ! みなさんもうるマルシェの売り場で金城さんのナスを見かけたら、ぜひいろいろな食べ方でたのしんでいただけるとうれしいです。